quickreport.com

できるだけ早くレポートしますできるだけ

東京スカパラダイスオーケストラのFRIDAY NIGHT SESSIONを観た

f:id:ongakudaisukiclub:20170812025001j:image

今回のFRIDAY NIGHT SESSIONはスカパラをホスト役にスカの歴史を辿るもので、DJ役としてピーターバラカン、ゲストボーカルにチバユウスケ中納良恵、YONCE、峯田和伸、そしてサプライズでTAKUMAが登場するものだった。

前半はピーターバラカンの解説を元にカバーが中心で、ゲストボーカル達も要所要所で登場する形で、メインだと思われてたチバや中納が早々出てきたり、YONCEがカバーの途中STAY TUNEを挿れたりとか、カバーなのにスカパラがほぼいつも通りの演奏していたりとか楽しくセッションが続いていたのだが、一変したのは峯田和伸の登場時。こちらも一曲目は英詞曲のカバーだったけど、峯田が歌詞カードをガン見しつつも、ほぼいつもの銀杏の時の歌い方をするので場内爆笑で滅茶苦茶盛り上がった。驚異的に勘が働いているとしか思えなかったのだが、さらにやばかったのが続いて披露されたフィッシュマンズの「いかれたBaby」!フィッシュマンズ茂木欣一が現在在籍するスカパラの面々でカバーするだけでも胸熱なのだが、それを歌う峯田があまりにハマりすぎていたのだ。変な話、フィッシュマンズは現在、原田郁子UAを迎えて時々ライブをしているが、そこに峯田が加わることが十分考えられるほどハマっていたと思う。ほんと今後どうなるんだろ?

後半はスカの歴史が現在のスカ、つまりスカパラ本人にたどり着き、代表曲及びゲスト曲が解禁され、「カナリヤ鳴く空」で大いに盛り上がり、2番からはチバに加えてYONCEも飛び入りする始末。続いて中納良恵を迎えて「黄昏を遊ぶ猫」が披露されたあとは、まさかのEGO-WRAPPIN'の「くちばしにチェリー」のセルフカバー。これは流石に盛り上がりすぎた。サプライズでTAKUMAも登場して「hummer ska」そして大団円。個人的にはスカパラの揺るがなさと、欣ちゃんのバカテクのドラムが観れて本当に楽しかった。今年のFRIDAY NIGHT SESSIONは当たりだったと思います!(ぴっち)